豊橋障害者(児)団体連合協議会

代表者挨拶

 皆さん、こんにちは。今年度より改めて豊障連会長を務めさせていただきます山下です。

 前回、会長を務めさせていただいた4年間には、「社会の中で普通の生活が送れるような条件を整え、共に生きる。このことを実現するためには、当事者たちが安心して働く場所・暮らす場所・相談できる場所・相談できる人が必要である。
 また多くの人達が幸せになるために、豊橋のまちが、福祉のまちと言われるよう、みんなで協力し合い1歩ずつ一緒に進んでいきましょう」と言い続け、それぞれの年度にキーワードを設定し、この豊障連大会で発表させていただいていました。

 改めて振り返ってみると1年目は、『働く・外部への発信』 2年目は、『地域移行』 3年目は、『相談・パートナー』 4年目は、『連携・サービスの見直し』とし、「それぞれのキーワードは、1年で完結するものではなく継続しつつ、豊橋市の中で成熟していくものと考える。そして、私たちを取りまく環境・豊橋市は、その思いを感じ取ってくれている。」とも言わせていただいていました。

 豊橋市にはキーワードがあらわす社会資源ができあがりつつあります。4月よりあいトピアの2階に豊障連が障害者就労促進・定着支援を行う『チャレンジドセンター』と併設して、『とよはし総合相談支援センター』が設置されました。

 現在、国レベルでの障害福祉の動向を明確につかむこと、予測することは非常に困難な状況です。しかしながら、私たちが生活する場面は、この豊橋市です。多くの企業・社会福祉法人・NPOを含めた事業所やさまざまな福祉団体、そしてボランティアの皆さんが、そして、豊橋市がそれぞれの立場で考え、地域生活をよくしていこうと頑張っています。そのような流れの中で障害当事者のエンパワーメントの必要性が求められています。

 私たちの豊橋市を暮らしやすい街にしていくためには、障害当事者同士が「連携」をしていくことが必要です。豊障連は11年目を迎えました。新たなかたちとしてのつながり、広がりも必要かと考えます。自分たちの手で創り上げること、見直すことなど勇気を持って進めていきたいと思います。パートナーである豊橋市障害福祉課を窓口として、様々な障害福祉に関係する全ての関係各課との連携を深めつつ双方が一体化する協働の視点に立って、皆さんと共に進んでいきたいと思います。

豊橋障害者(児)団体連合協議会
会長 山下 徹
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